大地震が発生した後、または事前に準備しておきたい安全確認についてご紹介します。地震が起きた後に、子ども達を徒歩で帰宅させることになった場合、帰宅しても大丈夫か否か通学路の安全確認をする必要があります。以下、目視による安全確認を行う場合のチェックポイント、危険が想定される箇所を列記します。

 

地震が発生する前に、児童や生徒が帰宅する方向別に複数のモデルルートを定め、そこを実際に通行して目視で安全確認を行い、安全の判断を行います。通学路上の要チェックポイントについて、地域の住民の協力を得て安全確認を行うことも有効でしょう。

地震発生時、児童や生徒を保護者へ引き渡すか集団下校をさせるか、事前に各家庭に確認しておきます。また、地震の規模による安全確認の違いなど、情報共有をしておくのがよいでしょう。

 

安全確認を行う際、①歩道や道路に亀裂や破損または障害となる転倒物や落下物はないか、②余震が発生した場合に転倒または落下しそうな物はないか、③火災や土砂災害などの二次災害の恐れがないか、が要チェックポイントです。

 

具体的には、①ブロック塀が転倒または落下する危険性がないか、②自動販売機・看板・商店の什器が倒壊および落下する危険性がないか、③電線や電柱・瓦屋根・ビルの突き出し看板が転倒もしくは落下する危険性がないか、④電線が切れて地面に垂れていないか、電柱や道路標識のポールなどが倒れかかっていないか、または電柱の変圧器などが落下しかかっていないかなどをチェックしておきましょう。

 

ほかにも、住宅の瓦屋根・エアコンの室外機などに問題がないか、古い住宅・廃ビル・仮説の建築足場、無人の古い家屋、廃ビルや廃墟、仮設足場で囲まれている住宅や建物の建築現場などの危険性も確認しておくことが大切です。さらに、崩壊した場合は大惨事につながりかねない橋・歩道橋・トンネルなど、抜かりなく全方位を安全確認しておくことが望ましいといえます。