今年7月に発生した西日本豪雨の被害状況をみるにつけ、被災された方々のお気持ちや状況を考えると本当にお気の毒で心が痛みます。さらに、連日猛暑の続く被災地で、救援活動にあたっている方々、ボランティア活動をされている方々には頭が下がります。

また少し前には、熊本県の地震の被害、東日本震災など、火山列島・日本は常に災害の脅威にさらされているといっても過言ではありません。そのたびに、尊い命がたくさん失われ、ご本人の無念と癒えることのない遺族の悲しみには語りつくせない重みがあります。

 

自然の猛威の前では成す術がないと痛感させられますが、BCP・BCMをふだんから意識しておくのは決して無駄ではありません。今後、少しでも自然災害からの犠牲を減らすために、また被害を拡大させないために、できる限りの準備をしていくことは必須といっても過言ではありません。そこで、どのような準備し何に注意すべきか、もし実際に災害が発生した場合に何をすべきか、などについて少しでもお役立つ情報をご紹介していきます。

風雨水害や震災に遭った場合は、まず救命活動が最優先課題ですが、被災された方々の避難生活なども重要な課題です。ライフラインは電気・ガス・水道・通信のどれも重要ですが、特に今回の西日本豪雨で被災者たちを困らせたのが水不足の問題です。連日ニュースなどでも飲料水や生活用水の不足が取り上げられました。

 

さて、最初は豪雨災害なのになぜ水不足なのか疑問に感じられた方もいらっしゃるかもしれません。最大の要因は、水施設自体が決壊し流されたことによるものです。この猛暑の炎天下において、ライフラインのなかでも特に水不足は命にもかかわるだけではなく、生活用水としても非常に困るものです。

その他のライフラインについても順次、BCP・BCMの観点から考えていきましょう。