最近は、異常気象ともいえる気象の変化で今まで考えられなかったような災害があちこちで発生しています。災害はいつどこにやってくるか分かりません。被災した場合のことを考えて普段から非常食や水を備えておくことは重要なことです。

 

しかし、非常食や水はどれくらい備えておけばよいのか、迷っているのではないでしょうか?しかも、企業やマンションなどの集合住宅の場合は、まとまった量の確保が必要となります。

 

今回は、非常食、水はどれくらい備えておけばいいのか、根拠を示しながらお話しします。

 

■非常食は最低で3日分、水は1日1人分3リットルを備えておく

 

一般に言われていることが、非常食は3日分備えておくように言われていますが、この量は最低限の量です。これは、過去の震災発生時に救援体制などが整う日数が、3日程度かかったことが根拠になっています。

 

しかし、地域や災害の規模によっては、3日以上かかる場合がありますので、7日分の備蓄か望ましい量です。水は、命にとって欠かせない大切です。水があれば、食料がなくても3~4日は生き延びることが可能です。

 

1日に必要な一人分の水の量については、3リットルが目安と言われています。3リットルのうち飲料水は2リットルで、残りは生活用水として使用されている分になります。ただ、3リットルはあくまでも平均ですから乳幼児がいる場合や男性が多い場合は、もっと多くの量が必要です。

 

乳幼児が1日に必要としている水分量は、体重1キログラムに対し150ミリリットルといわれています。乳幼児は栄養補給のほとんどを水分によって行っています。そしてミルクを作るためには水が必要です。また、男性の方が女性より新陳代謝が活発なため女性よりも水を多く必要とします。

 

以上のことを参考に企業の場合や集合住宅それぞれでの備蓄水量を考えて確保しておくことが必要です。

 

■非常食の量は?

 

では、非常食の量はどれくらいと考えますか?

1人の最低限3日分の非常食や水について紹介します。

・水 9リットル

・ご飯(アルファ米) 4~5食分

・缶詰 2~3缶

・カンパン 1~2缶

・ビスケット 1~2箱分

・チョコレート類 板チョコ2~3枚

・インスタントラーメン 1~2袋

・レトルト食品 1~2食

 

非常食は、なるべく手を加えないで食べることができ、かさばらない物でカロリーが高くて消化の良い栄養バランスがよいものを選んで下さい。

 

■まとめ

 

今回は、非常食、水をどのくらいの量備えておけばいいのかについてお話ししましたが、如何でしたでしょうか? 水の大切さはお分かりかと思いますが、水はただたくさん備えておけば良いと言うものではありません。

 

いざという時に腐っていたりしてせっかく水をストックしていても役に立たないのでは、備蓄した意味を成しません。定期的に取り替えるなど保管方法にも気を配って災害の際に利用できるようにしておいて下さい。