オフィスの棚に乱雑に放置されたダンボールや、机に山のように積み上げられた書類などは、働く人の作業効率を低下させるだけではなく、地震発生時の落下や書類の崩落、ひいては出火など防災上の大きなリスクにもつながりかねません。そこで、従業員・大事な商品や情報を守り防災上のリスクを減少させる整理整頓術をご紹介します。

 

  • 落下物の危険性

棚や机の上に乱雑に積まれた書類などは、落下物による事故・怪我を防ぐために収納部分に入りきらない物は処分するか、落下の危険性がある場所に物を置かないというルールを徹底しましょう。また、照明や天井の材質などが落下してくる場合に備え、机の下に隠れられるスペースも確保しておくことが必要です。

 

  • 避難経路の確保

一般の建築物は、火災や災害の発生時に速やかに避難できるように緑色のサインによって避難経路が記されています。廊下や階段にダンボールや不要になったPCなどの備品が置かれていると、地震の揺れでそれらが倒れて通路を塞ぎ、火の粉がダンボールに引火して延焼するなどの危険性があります。避難の妨げになる場所には物を置かないというルールを徹底しましょう。

 

  • 窓などの開口部

災害時には窓などの開口部も重要な役割があります。万が一他の避難経路が塞がった場合、窓からの脱出が命を守る最後の選択肢となるだけでなく、消防隊の進入口としても使われます。窓を塞ぐように置かれている物は速やかに配置場所を変えましょう。

 

  • 漏電・出火対策

PCの充電ケーブルや、LANケーブル漏電や出火の危険性があります。無造作な配線や、ケーブルが机やキャビネットなどに踏まれている状況を放置していると漏電し、出火・感電など重大な事故につながる恐れもあります。

また、いわゆる「たこ足配線」と呼ばれる電源タップも事故につながる可能性がありますので、PCまわりの電気系統の整理整頓もふだんから注意しましょう。