台風は7月から10月にかけて接近・上陸する数が増え、暴風雨をもたらすだけでなく、川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地すべりなど、大きな自然災害が発生するリスクがある一方で、あらかじめ被害を予測できます。台風の被害を未然に防ぐ、自社のやり方に合ったマニュアルづくりをおすすめします。

 

  1. 台風の理解と予知

気象庁のホームページなどを参考に、台風の大きさや早さ、進路、いつ暴風域に入るのかなど台風の性質を理解し、適切な判断が下せるようにします。また、あらかじめハザードマップを入手し、地域特有の危険性を確認することも重要です。ハザードマップには、避難所の場所が記載されているので、職場から最寄りの避難所へのルートも確認しておきましょう。

 

  1. オフィス周辺の備え

雨や風がひどくなる前に社屋と周辺を整えましょう。

・窓ガラスにひび割れ、ゆるみ、窓枠のがたつきがないか確認しましょう。

・窓や戸はしっかりとカギをかけ、必要な建物の補修などもしておきましょう。

・排水機能を確認し、側溝や排水口を掃除して水はけを良くしておきます。

・粗大ゴミや商品・紙束類など飛散しやすい物は、固定するか建物の中へ格納します。

・階段の手すりに脱落の危険性がないか確認しましょう。

・看板や案内板など破損していないか確認し、落下防止措置をとりましょう。

 

  1. オフィス内の備え

・重要な書類、パソコン、メモリーなど電子機器などを安全な場所に退避させます。

・交通機関などが止まったときなどに備えて、非常用の備品があるか確認しましょう。

・飛散防止フィルムを窓ガラスに貼るか、飛来物に備えブラインド等を下ろしておきます。

・断水に備えて飲料水を確保しましょう。

・学校や公民館など、指定の避難場所への避難経路を確認しておきます。

 

  1. 社員の行動規範

安全を第一に考え、柔軟に出退社時間などを変更するといった対策を行います。

 

常日頃からマニュアルの内容を理解し、いざというときに迅速かつ的確に行動できるようにしておきましょう。