災害に遭われた方を支援したという思いを抱くのは大変立派な心掛けといえます。被災地から遠く離れた場所にいてもできる支援が、救援物資を送ることです。しかし、救援物資はとりあえず送ればよいというものではありません。

 

今回は、被災者にとって何が本当に必要なのかという点について紹介していきます。

 

■災害発生期と必要な救援物資の変化

 

災害から復興していく過程は刻一刻と変化していきます。

被災者が災害のどの段階に居て、何を欲しているのかを見極めることが救援物資を送るうえで最初に確認すべきことなのです。

 

〇災害発生直後から避難所解散まで

 

災害発生直後は、命に係わる危機に陥っている人も多く、生命を維持するのに必要な物資が重宝されます。水道が正常に働くなった場合は、水の確保が最優先の課題です。季節によっては防寒具などの衣類がなくて、寒さに凍えてしまう被災者もいます。

 

衛生状態を確保するために必要なトイレットペーパーなどの物資が必要とされるのも災害が発生した直後から、応急的な処置がなされる期間です。

 

〇個人の生活に戻って以降

 

被災者が避難所での生活に移った後も、水や衣類などの物資が求められることが多いのです。災害の種類にもよりますが、被災してから一定の期間が経つと避難所での集団生活から個人の生活に移行することになります。

 

この時期においては生活において欠かせない家電製品や、生活の足となる自転車が救援物資として役立つといえます。

 

■自治体のホームページを確認

 

どのような救援物資が必要なのかは、災害の規模や被災状況によって大きく異なります。そのため、何も考えずに物資を送ってしまうと、被災地の物流を滞らせる原因となる可能性もあるのです。

 

これを回避するには、被害を受けた自治体のホームページを確認したうえで、必要とされる救難物資を確認することをおすすめします。また、物資を送るのではなく適切な団体を通した義援金による復興支援もまた、被災者の復興を応援する一助となります。

 

■まとめ

 

支援したいという気持ちは焦りを生むことがありますが、その前に被災地の状況を確認したうえで、何が救援物資として求められているのかを確認しましょう。自治体のホームページやメディアを通じて必要な救援物資を選定することも、支援における大切な過程なのです。