災害時、慌てず行動するには日頃の備えや知識が必要です。いざ避難しようとしても、どこに避難すればよいかわからなければ、安全な避難活動を行えませんよね。色々な知識が必要ですが、今回は、避難所と避難場所の違いについてまとめてみようと思います。

それぞれの違いを知っている方はいらっしゃるでしょうか?

 

■避難所

「避難してください」と言われたら、まず思いつくのが避難所ではないでしょうか?避難所とは、避難した住民または自宅に戻れない住民が一時的に滞在する施設のことです。避難所の種類3種類あり、指定避難所、補助避難所、福祉避難所があります。

 

○指定避難所

災害により生活の場を失った住民が一時的に生活を送る宿泊滞在施設が指定避難所です。公立の小中高等学校や公共施設が指定避難所として指定されています。運営は市町村です。救援物資などが届きやすいという利点がある一方で、避難する人が集まるため、混雑することが予想されます。

昨今では、プライバシーに配慮してくれる設備も整いつつあるようです。

 

○補助避難所

補助避難所とは指定避難場所を補助する目的で登録されている場所のことです。指定緊急避難場所での生活が困難な方の受け入れや収容人数の超過があった場合、指定避難所が損壊した場合などに活用されます。地域指定の一時避難所の中から開設され、地域住民が運営します。

支援物資などは指定避難所での受け取りとなるため、避難される方々同士の協力が大切です。

 

○福祉避難所

上記避難所での共同生活が困難な方、たとえば、高齢者、障がい者、妊産婦、乳幼児などとその家族を受け入れるための施設が福祉避難所です。社会福祉施設などがその対象になります。希望者全員が避難できるわけではなく、市町村が避難者を判断し、決定するという特徴があります。

 

■避難場所

避難場所とは、災害から身を守るために緊急に非難する場所で、地震、水害、津波、土砂災害などの災害の種類ごとに指定されています。正確には指定緊急避難場所といい、安全性など一定の基準を満たしている場所や施設が指定されています。具体的には、安全性の高い建物や災害の危険が及んでいない学校のグラウンド、駐車場などになります。市町村長が指定しています。

 

■まとめ

避難所、避難場所の違い、ご存じだったでしょうか?ご自分の地域の避難所、避難場所を知りたい方は、ぜひ調べてみてください。いざという時に慌てず行動できるといいです。