大規模な地震が起きると、周期の長いゆっくりとした揺れが生じます。これは「長周期地震動」と呼ばれるもので、超高層ビルや石油タンクのような大型建造物にとって、非常に大きな脅威です。   東日本大震災では、大阪府咲洲庁舎(地上256メートル55階建て)が、震源から約770キロ離れているにもかかわらず、約10分間の揺れが生じ、最上階付近(52階)の片振幅は最大1メートル以上(両振幅で約2.7メートル)にまで及んだとされてい ...
日本は地震大国です。世界に十数枚しかないプレートのうち、太平洋プレート・北アメリカプレート・ユーラシアプレート・フィリピン海プレートの4つが日本の周りにあります。近年では、阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震などがあり、被害にあわれた方・亡くなった方もたくさんいらっしゃいます。 震災時、何をすれば最小の被害にとどめることができるでしょうか?建物の被害はどうしようもないとしても、自分の体や従業員の安全は最小限にしたいものです。 ...
もしも車の走行中に地震が起きたら、どのように対処すべきでしょうか。車社会である現代において、それを知っておくことは、運転者だけでなく、国民すべての義務だといえます。地震発生時の車の正しい扱い方と注意点について、確認しておきましょう。   ■車の走行中に地震が発生した場合   運転者はハザードランプを点滅させ、前後の車に注意しながらゆっくりスピードを落とし、道路の左側に車を寄せて停車させます。 ...
地震などの大規模災害によって公共の交通機関が途絶した場合、膨大な数の帰宅困難者が発生することが予測されます。   災害時帰宅支援ステーションとは、歩いて帰らざるを得なくなった帰宅困難者を支援するための拠点で、公共施設のほか、コンビニエンスストア、外食チェーン店、ガソリンスタンドといった民間事業者の店舗が指定されています。   ■災害時帰宅支援ステーションの役割   ・水道 ...
災害救助にも法律があるってご存知でしたか?   災害救助法とは、災害が発生した際、国が地方自治体や日本赤十字社などの団体、および国民の協力のもと、被災者の救助や生活の救済を目的とした法律です。   ■法律制定の背景   災害が発生すると、被災した自治体は被災者救済のために多額の費用を費やすことになります。自治体によっては資金が潤沢なところと、そうではないところがあります。 ...
災害支援には様々な形があります。義援金や救援物資を送る、直接被災地に足を運び、ボランティアとして活動するのも支援の一つの形です。しかしそれだけではなく、もっと身近な方法で被災された方々を助けることができます。   今回は、災害支援リサイクルという支援方法について詳しく解説します。   ■災害支援リサイクルとは   災害支援リサイクルの仕組みは皆さんが持っている物資を直接送 ...
災害に遭われた方を支援したという思いを抱くのは大変立派な心掛けといえます。被災地から遠く離れた場所にいてもできる支援が、救援物資を送ることです。しかし、救援物資はとりあえず送ればよいというものではありません。   今回は、被災者にとって何が本当に必要なのかという点について紹介していきます。   ■災害発生期と必要な救援物資の変化   災害から復興していく過程は刻一刻と変化 ...
災害が発生したとき、被災していない地域にお住まいの方が一番に考えることが、募金や支援物資のことではないでしょうか。事情があり現地に駆けつけることができない。でも、何か役に立ちたい。   そんな助け合いの心で、支援物資を送る方が非常に多く、それこそ美徳と言えるものです。 ところが、その助け合いの象徴である支援物資をめぐり、現場ではさまざまな問題が起きているのです。今回は、いくつかの問題のうちの一つ、「支援物資供給問題 ...
職場や学校、移動中の電車の中など、外出先で大規模な地震が発生した場合、「一刻も早く家族のもとへと駆けつけたい」「自分の家へ帰りたい」と、多くの人が思うことでしょう。   ですが、とるべき行動はそうではありません。内閣府(防災担当)のガイドラインは、「むやみに移動を開始しない」ということを基本原則に「一斉帰宅の抑制」を求めており、「施設内待機」に重きを置いています。   それはなぜでしょうか。そ ...
外出先で災害に見舞われた場合、交通路の遮断や公共交通機関の停止が原因で帰宅困難に陥ってしまうこともあります。それが車でのお出かけであれば車中泊で夜を過ごすことも多いことでしょう。   今回は被災した最中に車中泊をするメリットやデメリットについて解説していきます。   ■車中泊のメリット   車中泊とはその名の通り、車の中で寝泊まりすることを指します。 その中で見出せ ...